減価償却費
減価償却費とは、企業が2年以上にわたって利用できる資産を購入し、その資産を使用できる年数の期間(=耐用年数期間)内に資産の帳簿価額を減額する費用のことをいいます。いわば価値の目減り分です。
税務では課税の公平を期すため、減価償却費の計上方法については一定のルールがあり、そのルールの範囲内で減価償却費を計上しなければなりません。
このルールですが、減価償却費を計上する・しないは企業の自由です。また、限度額の範囲内なら幾ら計上しても問題ありません。
限度額を超えると、超えた分は税務上経費として計上できません。限度額を下回ると何ら罰則はありませんが、翌年度以降においてその不足分まで追加計上できるわけではありません。
このような制度ですので、利益が出ない企業は減価償却費を過少計上または計上しないことがあります。税務上では生じません。いわば税法上の合法的粉飾決算が可能なのです。
しかし、企業会計では問題が生じます。恣意的な利益操作として粉飾扱いされます。金融機関への融資申請においてはマイナス項目です。
一昔前までは減価償却費の過少計上が平気で行われてきましたが、今は粉飾と見られる時代です。法人税法というルールに従った経費計上を行って下さい。
BIZブログ
